令和7年12月3日、上差尾地区において「見守りネットワーク声掛け訓練」を開催しました。
認知症について学べる体験型の講座で、始めに「認知症の理解について」山都町役場福祉課 高齢者支援係の山邉保健師より講話を頂き、その後認知症高齢者の方への声掛けの模擬訓練を行いました。
訓練では、実際認知症高齢者が道に迷っている場面を想定し、高齢者役、声掛け役、協力者、家族役を参加者に担っていただき、「声掛け役が認知症高齢者へ声掛け→お名前やケガやどこから、何をしにここまで来たのかなどを聞き取り→警察へ通報→家族のもとへ送り届ける」といった一連の流れを参加者の皆さんに体験して頂きました。
役を演じた参加者は、目線を合わせる、一度座らせてから話を聞く、責めない、急かさない等、道に迷った高齢者が落ち着いて話せるよう、穏やかで、優しい声掛けをされていました。
参加者からは、「声をかける練習になった」「日頃のつながりが大切だと思った。」「今後に生かしたい」等、多くの前向きな感想を頂きました。


